質屋でお金を借りる質入れの仕組みと、その流れを名古屋の質店主が解説
質屋でお金を借りる事について。利用したことがない方は、以下のようなポイントがネックとなっているのではないでしょうか?
「質屋でお金を借りる仕組みがよくわからない」
「質屋でお金を借りるのに何が必要なのかわからない」
「質屋に行ったことがないから不安」
「質屋のデメリットがわからないから不安」
この記事では、質屋でお金を借りる仕組みについて詳しく解説します。お金を借りるために必要な物、利息の仕組みと、消費者金融やカードローンとの比較など、名古屋の質屋 金蔵(キンゾー)の査定士が詳しく解説していきます。
結論を先にお伝えすると、質屋でお金を借りるには、ご自身の所有物で「預ける物」と「公的な身分証明書」があれば、無職の方、年金暮らしの方、主婦の方、過去に金融事故などがある方でも、20歳以上の方であれば誰でもお金を借りることができます。
質屋は消費者金融と異なり、信用情報に基づく審査が無いため将来の借入に傷がつくこともなく、担保融資を行うためそもそも返済の義務もありません。つまり、支払いができなかったとしても、取り立てや延滞金の支払いなども一切無いのです。
法律によって、質屋を営業するための規則が細かく定められており、安心・安全にお金を借りられます。なかには、質屋を利用した事がないため、反社が営業している。法外な利息を請求される。取立てや催促が不安。などのイメージをしている方もいるのではないでしょうか?ちなみに全て不正解です。この記事をご覧いただければ、質屋ほど安心・安全にお金を借りられる場所はない。と思っていただけるでしょう。
また、今まで消費者金融やカードローンで借入していた方は、質屋で借入していれば良かった。と思う方も多いはずです。
質屋とはどのようなシステム?
「質屋のシステムについての詳しく知りたい」という方に向けて、質屋の仕組みをご説明します。
他の融資と違う大きなポイントは、「質屋で借りたお金には返済義務がない」ということです。その理由について説明させていただきます。
まず、質屋では2つのサービスを提供しております。品物を買取り、現金をお渡しする「買取」のサービス。品物を担保として預かり、現金をを融資する質預かり(質入れ)のサービス。このように、質屋は品物をお金に換えられる専門店です。
質屋の最大の特徴は「質預かり」にあります。質屋は品物に対して値付けし、その査定額内で融資するため審査が不要です。収入の有無に関わらずお金を借入できます。総量規制に関係なく、品物次第でいくらでも借入が可能です。その場で査定するため即日融資が可能です。返済が困難な時は「質流れ」というシステムにより、担保として預けた品物を返済額の代わりに充てることで返済が不要になります。返済義務がないため、催促・取立ても無く、信用情報に傷が付く心配もありません。
たとえば、急に現金が必要なとき、貴金属や時計などを質屋に持ち込むことで、その場で査定。数分で現金を受け取ることが可能です。こうした、急な支出や一時的な資金ニーズに柔軟に対応できる仕組みはが、消費者にとって大きなメリットとなっています。
質屋からの借入期間中に元金と利息を支払うことで、担保として預けた品物が戻ってきます。返済が困難な場合は、先程ご案内した質流れ(所有権が質屋に移ること)で一切の返済が不要になります。そのため、信用情報に傷がつくことなく資金調達ができる安心感も、質屋の大きな魅力の一つです。
質屋を営業するには厳しい規則が法律で定められており、すべての店舗は「質屋営業法」に基づいて営業しています。これは利用者に対して安心と信頼を提供する重要な要素にもなっています。
つまり、質屋は誰でも安心・安全・手軽・即日、現金を借り入れることができる店舗ということです。
預けられる品は?質入れ可能な代表例と注意点
「お金を借りたいけれど高価な品物なんてないから質屋は利用できない」と思っている方に向けて、質屋で融資を受けられる品物をご紹介いたします。金やプラチナ・貴金属のような高価な品物の他にも、取扱う品物は質屋の店舗によって様々です。品物1点あたりは小額でも複数点の品物をまとめて、高額な融資を受けることも可能です。
担保として預ける品物のことを質屋用語で「質草(しちぐさ)」と呼びます。
- 貴金属・宝飾品
- ブランドジュエリー
- 腕時計・ブランドウォッチ
- 電動工具
- 電化製品
- ブランド品
代表的な質草としてまず挙げられるのが、貴金属(金・プラチナ)・宝飾品や宝石です。特に貴金属の価値は世界共通で、どの質屋でも取り扱われる品物です。最近では、金相場の高騰により少量でも高額な査定になり、最も多くの方が質入れされる品物です。プラチナやダイヤモンドをあしらったジュエリー類も人気で、特にデザイン性の高いジュエリーは、地金やダイヤの価値以上の査定額が期待できます。
カルティエ、ティファニー、ブルガリなど、人気ブランドのジュエリーなら、査定額は地金などの評価より高くなることが一般的です。
高級腕時計も人気です。中でもロレックス、パテックフィリップ、オーデマピゲなどの一部のモデルは、資産価値としても注目されており、購入時の価格を上回る査定額がつくケースも少なくありません。ただし、時計の場合は状態が非常に重視されるため、貴金属と違い購入時の状態に近いほど査定額は高くなります。また、付属品の有無も大きく価格に影響します。
注意が必要なポイントとして、正規でない店舗でのアフター加工。本来の査定額より大幅な減額となります。
例:後付けのダイヤモンドなど
電動工具も、質屋によっては取り扱いの対象となります。職人など、専門職の方が一時的に資金が必要な際に利用されるケースもあり、これらのアイテムも状態や付属品の有無によって評価が大きく変わります。
ゲーム機・スマホ・タブレット・ノートパソコン・アップルウォッチなどのデジタル機器も質入れ可能です。
特にiPhoneやiPadなどのアップル製品は需要が高く、最近では多くの質屋が取り扱っています。箱やコードなどの付属品が揃っていること、分割で購入された場合は完済している事が重要になります。
カメラ(ミラーレスカメ、一眼レフなど)やレンズも多くの質屋で取り扱いのある品物です。
中古の品物の場合は、動作確認を要するため、動く状態(例:充電を十分に行う。レンズだけでなくボディも一緒に用意)で持ち込むことが重要です。
ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスなどの誰もが知るブランドは多くの店舗で取り扱っております。
近年ブランド品のバッグや財布の需要は減少しており、査定額が下がりやすい品物の代表とも言えます。また、バッグや財布などは使用することで大幅な減額になりやすいです。
質入れの定番といえばブランド品。というのは昔の話で、皆様の想像以上に査定額が安価になることを、あらかじめ理解しておくとよいでしょう。
このように、質屋で質入れできる品物は非常にたくさんございます。意外な品物が現金化できる可能性もあるため、ご不明な点は店舗に相談してみるのも一つの手段です。多くの質屋では電話やメール・LINEでの事前相談も受け付けており、手元にある品物が査定の対象となるかどうかを問い合わせることもできます。
質入れを検討する際は、高額な品物しかお金にならない。という概念は捨て、複数の品物を持ち込むという選択肢も視野に入れてください。例えば、小額な小物類を複数点持ち込むみ、合計で希望金額に近づけることも可能です。わからないことは、質屋のスタッフと相談しながら、自分の持つアイテムをどう活用できるか、柔軟に考えることが質入れを上手く利用するコツと言えます。
参考「質入れとは?質屋での買取は得?名古屋の現役質店主が解説」
質屋での査定基準について
少しでも高い査定金額が望んでいる方。より高額な借入を希望する方に向けて、質屋における「査定」の工程をご説明します。この査定によって、借りることができる額が決まるため、査定基準についての理解はとても重要です。
まず査定の基本は「品物」と「状態」の2つが重要です。
品物の中でも「ブランド(ブランドネーム)」には非常に大きな影響力があります。ロレックス、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスなどは特に影響力が強いです。人気のブランドは他のブランドと比較した時、査定額が高い傾向があります。逆に言えば、どんなに高価な品物でも、人気のないブランドだと質屋での査定額も高くはなりません。
次に重要なのが品物の「状態」です。バッグや財布であれば型崩れ・擦れ・汚れ・シミ・破れ・匂いなど、時計であれば傷・劣化・機能なども査定額に影響します。もちろん購入時の付属品で、箱や保存袋・保証書やギャランティーカードなども非常に重要です。普段から丁寧に使用・保管し、清掃してから持ち込むことで、より良い結果につなります。
これらを踏まえて注意が必要なのが、需要と供給による市場の相場です。人気のブランドで状態の良い品物なら、必ずしも高額になるとは限りません。どんな品物でも、欲しいと思っている人がいて初めて価値がつきます。また、その金額によっても状況は異なります。
質屋は買取した商品や、質預かりで質流れとなった商品を販売します。販売する金額から買取や質入れの査定額を算出しているため、古い品物より新しい品物。状態が悪い品物より良い品物。付属品が無い品物より揃っている品物。欲しいと思う人が少ない品物より多い品物。の方が必然的に査定額が高くなります。
相場は日々変動しており、特に金やプラチナなど、貴金属類の価格は明確です。急いでいなければ相場を確認し、価格が高いタイミングで持ち込むことで、多くの現金を質入れで借りることが可能です。
質屋によって査定方針や基準は異なりますが、基本的にはブランドとモデル。状態と付属品。これらを元に相場から査定額が決められます。電化製品や電動工具、腕時計など、中古なら動作確認が取れる状態で持ち込むことも重要です。充電が必要な品物は十分に充電してから。カメラは本体とレンズをセットで。電池が切れた時計は交換をしてから。これらを怠ると査定の対象外になる可能性もあります。
質屋の査定の流れは非常にシンプルです。身分証明書を持参し店頭に品物を持ち込むだけで、その場で査定士が査定し査定額を提示します。査定額に納得すれば契約となり、その場で現金を受け取ることが可能です。
また、質屋では偽物(コピー品)の持込みに厳しく対応しております。基準に合わない品物であれば、もちろん質入れはできません。また、偽物を質屋に売ったり、質入れする行為は犯罪です。悪質と判断した場合は、その場で通報等をおこないます。
これらを理解し、準備を整えておくことで、納得のいく融資額を得ることができるでしょう。
質入れの際に必要な書類や物品
質屋でお金を借りる際に「担保となる品物」があればと良いと思っている方に、質入れに必要な物をご説明させていただきます。また、その他の注意点についても説明させていただきます。
質屋でお金を借りるためには、品物に加えて身分証明書が必要です。質屋営業法では、盗品や不正品の流通を防ぐため、取引を行うすべての顧客に対して本人確認が義務づけられています。具体的には、以下のいずれかの顔写真の付いた公的身分証明書の提示が必要です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- パスポート
- 在留カード
- 身体障害者手帳
これらの書類のいずれかを持参していないと、どれほど高価な品物を持ち込んでも質入れできません。忘れずに準備しましょう。
次に重要なのが、実際に質入れする品物です。先程ご説明させていただいた通り、品物の価値は需要と供給によって変動します。どんなに高価な品物でも、欲しいと思う人がいなければその価値は無に等しくなり、逆の場合は価値が上がり時には定価以上に高くなることもあります。もちろん状態や付属品の有無も重要です。また、品物の取扱いについては質屋ごとに異なりますので、ご不明な場合は質屋へ直接お問い合わせください。
店舗では質入れの際に、「質札(しちふだ)」を渡されます。これは、預けた品物や金額・期限などの詳細が明記された預り証です。期限を延長する時や、返済し預けていた品物を返却してもらう時に必要な大切なもので、多くの質屋では再発行を行っていません。紛失しないよう大切に保管しましょう。
以上のように、質屋で質入れを利用する場合「身分証明書」と「質入れする品物」が必要です。
来店後の手続きは非常に簡単で、短時間で借入が可能です。質札は重要な書類なので、紛失しないよう注意が必要です。
融資後の返済までのプロセス
質屋でお金を借りるにあたり「返済について知りたい」方に、質入れから返済までの具体的な流れ、返済期限の考え方、そして返済方法についてご説明させていただきます。
質屋の融資には「返済義務が無い」点が最も大きな特徴です。つまり、返済ができなかった場合でも、取り立てが来たり、信用情報に傷がついたりすることはありません。その理由は、借入金額の返済の代わりに、預けた品物の所有権が質屋に移る「質流れ」により、返済したことになるためです。この便利な仕組みにより、質屋は昔から多くの方に支持され続けております。
次に返済までの流れをご説明させていただきます。
融資までの時間と流れ
査定後、借入金額を決めるにあたり質入れについての説明を受け、書類に記入、最短5分程度で現金を受け取ることが可能です。品物の数が多い場合や、動作確認が必要な品物の場合は少し時間がかかることもあります。一般的な銀行融資などと比較すると、圧倒的に簡単かつ早く借入が可能です。
借入期間と返済期限の考え方
質屋での借入期間は、延長されない場合3ヶ月間です。この期間内に元金と経過月数分の質料を支払うことで、担保として預けた品物を返却してもらえます。
借入期間の数え方は、下記の2種類があります。
- 歴月計算:借入日からその月の末日までを1ヶ月と数える方法
- 満月計算:借入日から翌月の同日までを1ヶ月とする方法
たとえば、4月10日に借り入れた場合、歴月計算であれば4月30日が1ヶ月目の区切りですが、満月計算であれば5月10日が1ヶ月後となります。多くの質屋は「満月計算」ですが、店舗によって異なりますので、質入れの前に必ず確認しておきましょう。
期限の3ヶ月とは、質料を必ずしも毎月支払う必要がないと言うことです。3ヶ月後に3ヶ月分の質料を支払うなど、期限内であれば支払い方法は自由です。ただし、多くの方は1ヶ月毎に質料を支払われます。その理由は2つあり、1つ目は毎月支払うことで後が楽。つまり返済時の金額が少なくて済むからです。2つ目は、3ヶ月後に質屋に行くことが出来ない場合の予防です。3ヶ月後に支払う予定が、体調不良・入院・出張などアクシデントで質屋に行けず「質流れ」になってしまうことを防ぐため、質料を毎月きちんと支払う方が殆どです。
返済方法と利便性
返済し、預けた品物を返却してもらう際は基本的に店頭にて現金での支払になります。銀行振込も質屋によっては可能ですが、その際は注意点もあります。
たとえば、7月8日に質入れし、7月31日に1ヶ月分の質料と元金を振込にて返済。8月10日に質屋へ品物の返還を求めて来店した場合、2ヶ月目に入っているため、追加で1ヶ月分の質料が必要です。
質屋の大きな魅力は、誰でも手軽に安全な即日融資です。
質流れになる前の対処法
質屋でお金を借りた後、返済期限までに返済ができなかった場合、その品物は「質流れ(しちながれ)」となります。これは、預けた品物の所有権が質屋に移ることを意味しており、預けた品物を返してもらうことはできなくなります。
「質流れ」にならないための方法、仕組みについて下記にて詳しくご説明させていただきます。
質流れとは何か?
質流れとは、借入から3ヶ月(又は延長後の期日)以内に、延長か返済しなかった場合、預けた品物の所有権が質屋に移ることをいいます。この仕組みは安心して借入ができるように質屋営業法により定められた、支払いが困難な場合の救済方法です。
銀行など金融機関での借入は返済が義務です。そのため、遅延や返済できないと、催促・取立てなどがあり、普通の生活ができなくなる可能性があります。
しかし、質屋の場合は支払いが困難な時「質流れ」により、質屋に預けた品物を質屋に渡すことで返済したことになります。そのため、金融機関のような催促や取立ても無く、安全に借入ができ、今後の生活を守る仕組みができております。
質流れを防ぐためにできること
そもそも、多くの方は1ヶ月ごとに質料を支払われるため、流質期限(返済期限)になることがありません。
質入れの3ヶ月の期限とは、質料の支払いが3ヶ月を超えて無い場合に「質流れ」になるという意味です。つまり、質入れで借入した日から毎月1ヶ月分の質料を支払うと、期限は常に3ヶ月後になります。
3ヶ月猶予があるから、3ヶ月後にまとめて返済するという考え方の方も稀におり、決して間違った考え方ではありませんが、期限内の支払が間に合わないリスクが高くなります。ここで、賃貸住宅に置き換えて想像してみてください。家賃の支払いを3ヶ月の滞納なら住まわせてもらえるが、4ヶ月目になったら強制的に追い出される状況。そのギリギリの状態にあえてする方はいないですよね?
なので、基本的には「流質期限」になることもなく、毎月きちんと質料さえ支払っていれば、返済時の金額は1ヶ月分の質料と元金になります。
質料の支払いを怠り流質期限を迎えた時、3つの方法が質流れを防ぐ方法として考えられます。
- 返済
経過月数分の質料と元金を支払うことで完済する。 - 延長
最低1ヶ月分の質料を支払うことで、ひとまず期限を延ばす。 - 質入れ
新たに借入し得た現金にて、返済または延長する。
注意点と心構え
質流れを回避するためには、質料を毎月支払うことが鉄則です。また、気がついたら質流れになっていた。という事態にならないよう、質札の期限を確認することも重要です。質流れは通常ではあまりない状況なので、多くの方が質屋を安心して利用しています。
返済義務の有無とその影響
質屋でお金を借りる場合、一般的なローンや借金と大きく異なる特徴があります。それは「返済義務がない」という点です。これは、返済が困難な方への救済方法で、質屋を利用する方にとって非常に大きな特典です。その仕組みにより質屋では安心して借入ができます。
質屋における返済義務の考え方、利用者に与える影響、取り立てや将来的なリスクについて詳しくご説明させていただきます。
質屋における「返済義務がない」とは?
質屋で現金を借りられる「質預かり」では、品物を担保として預ける必要があります。このサービスの特徴として、お金を返済できない場合、借主が法的な責任を問われることがないという点にあります。これは質屋営業法で定められており、借主がお金を返せない場合でも、預けた品物を返済代金の代わりとして質屋に所有権を渡すことで、返済と同様の効果とする仕組みです。そのため、期限内の返済が出来なくとも一切責任がございません。
つまり、消費者金融と違い、催促や取り立て、遅延損害金、信用情報に履歴が残り、ローンが組めなくなる事もありません。
これが「返済義務がない」と言われる点です。
所有権が移るリスク
所有権が質屋に移るのは、期限内の返済もしくは期限の延長をしなかった場合だけです。「質流れを防ぐためにできること」でもご説明した通り、毎月の質料だけでも支払えばおこらない状況です。つまり、毎月の質料を支払わず、3ヶ月分の支払いをせずにいた場合にのみ起こる事態で、その場合のみ質屋に預けた品物が戻らないリスクがあります。
取り立てが一切ない安心感
カードローンや消費者金融では、返済が滞ると督促状や電話での連絡が入るのが一般的です。それでも返済されない場合、法的措置に発展し、今後は様々な制約が課されることになります。一方、質屋では返済できなくても、全く問題が無いのが大きな魅力です。
このように、質屋では返済義務がなく、余計なトラブルに発展することがありません。質屋では品物を担保にお金を借りることが可能で、金融機関では今後の人生を担保にお金を借りるといえば、比較しやすいかもしれません。これが、質屋が「安全な資金調達手段」として評価される理由です。
利息の計算方法と注意点
質屋でお金を借りる際には、元金に対して利息がかかります。この利息は、質屋ならどの店舗で借入しても必ず必要となります。
質屋における利息の基本的な仕組み、注意すべきポイント、具体的な返済例をご紹介します。
質屋の利息は「月利」で計算される
質屋の利息は、銀行や消費者金融のような年利(APR)ではなく、月利で設定されてます。これは、質預かりの期限が3ヶ月で月単位のためです。
一般的な質屋では、借入額が大きくなるほど利率が下がりますが、下記では説明を解りやすくするため質屋の利率を一律(月利:5%)で説明させていただきます。
利息の計算方法
計算は非常にシンプルで、次のようになります。月利 × 借入金額 = 1ヶ月分の利息
たとえば、10万円を借りた場合、月利5%なので、 10万円 × 5% = 5,000円
これが1ヶ月間の利息です。
つまり、1ヶ月以内の返済の場合、10万円 + 5,000円 = 105,000円が返済額となります。
質屋は日割り計算ではないため、1ヶ月以内であれば、いつでも上記の計算になります。
実例シミュレーション
以下に、3つのパターンで12万円を借りた場合の利息のシミュレーションをご紹介します。
- パターン:1
- パターン:2
- パターン:3
3ヶ月間、利息を支払わず、3ヶ月目に全て返済
- 借入金額:12万円
- 利率:月利5%
利息 | 6,000円 × 3ヶ月 = 18,000円 |
返済 | 流質期限までに品物を引取る際に必要な金額 元金12万円 + 利息18,000円 = 合計 13万8,000円 |
1ヶ月毎に利息と4万円を返済し、3ヶ月後に完済
- 借入金額:12万円
- 利率:月利5%
1ヶ月目 | 利息 | 6,000円 × 1ヶ月 = 6,000円 |
返済 | 借入から1ヶ月以内。 12万円 + 6,000円 = 12万6,000円 | |
質入れ | 品物を8万円で質入れし直す。 | |
金額 | 実際に必要な金額。 12万6,000円 - 8万円 = 4万6,000円 | |
2ヶ月目 | 利息 | 4,000円 × 1ヶ月 = 4,000円 |
返済 | 上記から1ヶ月以内。 8万円 + 4,000円 = 8万4,000円 | |
質入れ | 4万円で質入れし直す。 | |
金額 | 実際に必要な金額。 8万4,000円 - 4万円 = 4万4,000円 | |
3ヶ月目 | 利息 | 2,000円 × 1ヶ月 = 2,000円 |
返済 | 上記から1ヶ月以内。 4万円 + 2,000円 = 4万2,000円 |
実際の質屋の利息は元金に対して異なるため、元金が減ることで利息も変わります。
1ヶ月毎に利息と4万円を返済し、3ヶ月後に完済
- 借入金額:12万円
- 利率:月利5%
- 1ヶ月分の金利が無料のキャンペーンを利用
1ヶ月目 | 利息 | キャンペーンにつき無料 |
返済 | 借入から1ヶ月以内。 12万円 +0円 = 12万円 | |
質入れ | 品物を8万円で質入れし直す。 | |
金額 | 実際に必要な金額。 12万円 - 8万円 = 4万円 | |
2ヶ月目 | 利息 | 4,000円 × 1ヶ月 = 4,000円 |
返済 | 上記から1ヶ月以内。 8万円 + 4,000円 = 8万4,000円 | |
質入れ | 4万円で質入れし直す。 | |
金額 | 実際に必要な金額。 8万4,000円 - 4万円 = 4万4,000円 | |
3ヶ月目 | 利息 | 2,000円 × 1ヶ月 = 2,000円 |
返済 | 上記から1ヶ月以内。 4万円 + 2,000円 = 4万2,000円 |
実際の質屋の利息は元金に対して異なるため、元金が減ることで利息も変わります。
名古屋の質屋金蔵では初めて質預かりを利用する方に向けて1ヶ月分の金利無料のキャンペーンを実施しています。
利息で注意すべき点
- 利率は店舗ごとに異なる
利息は法的に許可されている上限利率内で、質屋ごとに設定しているため、同じ金額でも利息に差が出ることがあります。 - 延長のたびに利息がかかる
返済期限を延ばすたびに、利息が加算されていくため、返済までの期間が長いほど総支払額も大きくなります。 - キャンペーンの内容は質屋による
名古屋の質屋 金蔵(キンゾー)では1ヶ月間利息無料のキャンペーンを行っていますが、キャンペーンの設定や実施内容も質屋によって異なります。
ここで、冒頭でお伝えした消費者金融よりも安い金利で借りられる条件についてご説明します。 消費者金融の一般的な利息は年利で15%〜20%です。つまり、月利に直すと1.25%〜1.6%程度。先ほどご紹介したパターン:3は、1ヶ月分の利息無料キャンペーンを利用して分割返済をしたシミュレーションですが、12万円を3ヶ月間借入し、利息の総額が6,000円のため、月利に換算すると約1.66%です。 このような考え方で借入金額と返済方法の工夫、キャンペーンの適用という一定の条件が重なると、消費者金融の1ヶ月の金利よりも低い条件で借入が可能となります。 |
- パターン:4
- パターン:5
1ヶ月毎に利息と33万円を返済し、3ヶ月後に完済
- 借入金額:100万円
- 1ヶ月分の金利が無料のキャンペーンを利用
1ヶ月目 | 利息:3% | キャンペーンにつき無料 |
返済 | 借入から1ヶ月以内。 100万円 +0円 = 100万円 | |
質入れ | 品物を67万円で質入れし直す。 | |
金額 | 実際に必要な金額。 100万円 - 67万円 = 33万円 | |
2ヶ月目 | 利息:3% | 20,100円 × 1ヶ月 = 20,100円 |
返済 | 上記から1ヶ月以内。 67万円 + 20,100円 = 69万0,100円 | |
質入れ | 34万円で質入れし直す。 | |
金額 | 実際に必要な金額。 69万0,100円 - 34万円 = 35万0,100円 | |
3ヶ月目 | 利息:4% | 13,600円 × 1ヶ月 = 13,600円 |
返済 | 上記から1ヶ月以内。 34万円 + 13,600円 = 35万3,600円 |
→ 合計利息:0 + 20,100 + 13,600 = 33,700円
→ 総支払額:100万円 + 33,700円 = 103万3,700円
この方法では100万円を3ヶ月間借入し、利息の総額が33,700円のため月利に換算すると約1.12%と、消費者金融の1.25%を下回る計算になります。パターン:5では更に金利を抑える方法をご紹介します。
1ヶ月目に49万円を返済し、2ヶ月後に完済
- 借入金額:100万円
- 1ヶ月分の金利が無料のキャンペーンを利用
1ヶ月目 | 利息:3% | キャンペーンにつき無料 |
返済 | 借入から1ヶ月以内。 100万円 +0円 = 100万円 | |
質入れ | 品物を51万円で質入れし直す。 | |
金額 | 実際に必要な金額。 100万円 - 51万円 = 49万円 | |
2ヶ月目 | 利息:3% | 15,300円 × 1ヶ月 = 15,300円 |
返済 | 上記から1ヶ月以内。 51万円 + 15,300円 = 52万5,300円 |
→ 合計利息:15,300円
→ 総支払額:100万円 + 15,300円 = 101万5,300円
質屋では期限内であればいつでも返済が可能です。この方法では100万円を2ヶ月間借入し、利息の総額が15,300円のため月利に換算すると約0.76%と、消費者金融の1.25%を大きく下回る計算になります。
このように、質屋での借入は非常にシンプルな計算で成り立っていますが、だからこそ自分でしっかり計算できるようになることが大切です。 特に高額の品物を預ける場合は、月利の違いや各質屋が提供するキャンペーンによる影響が大きいため、事前の比較と利息の把握は欠かせません。 |
金蔵の1ヶ月質料無料のキャンペーンは、当店で質入れ(質預かり)の利用が初めての方なら、ご来店時に以下の画像を査定士に見せるだけで、どなたでもご利用が可能です。

質屋利用時の便利な体験例
質屋を利用するというと、「急な出費に追われた人が仕方なく行く場所」というイメージを抱く方も少なくありません。しかし実際には、ごく日常的な場面で、柔軟かつ前向きな資金管理の一環として利用されているのが現実です。この章では、具体的な利用シーンを例としてご紹介しながら、質屋が生活に根ざした便利な選択肢であることをお伝えします。
体験例1:ジュエリーを預けて入学準備資金に
名古屋市のAさんは、春からの子どもの入学準備で出費が重なった時期にご利用。手元の貯金だけでは制服代や教材費をまかないきれず、信用情報に履歴が残るカードローンの利用は気がひけたAさんが選んだのが「一時的にジュエリーを預ける」という方法です。
18金のネックレスと、婚約指輪を預けたら、想像以上に! 相場も高く十分に借りる事ができ、入学後に落ち着いてから、生活に無理なく返済。 このように、一時的な資金需要に対して所有物を有効活用できるのが質屋の魅力です。 |
体験例2:カメラを預けて出張資金を確保
職業カメラマンのBさんは、急な出張で地方へ赴くことに。移動費や宿泊費を一時的に立て替える必要があるが現金が不足。そこで、購入からまだ一度も使用していない一眼レフカメラを預けて借入することに。
電動工具やカメラのレンズまで、幅広い品物を取扱います!銀行や消費者金融と違い、審査不要ですぐに現金を借入できます。 このように、自営業やフリーランスの方にとっても質屋は強い味方です。今すぐ仕事に必要な道具でなければ、一時的に預けて現金化することでチャンスを逃さずに済みます。 |
体験例3:給料日前の土日にスマホを預けて即現金化
名古屋市熱田区のCさんは、次の月曜日が給料日。しかし、この土日2日間の生活費に困っていました。そこで、iPhoneも担保の対象かLINEで問い合わせ!そしてすぐに現金化!
質屋によっては、スマホやタブレットといった身近なアイテムも担保になります。 誰もが持っている品物でも手軽に借入できるので非常に頼りになる存在です。 |
店舗への事前確認は「査定額」ではなく「取扱可能か」を確認する
これらの体験談からもわかるように、質屋の利用シーンは決して限定的ではありません。近年では、質屋の利用に際して不安を感じる方のために、電話やLINEで事前相談を受け付けている店舗も増えています。ただし、この際に品物の査定額を尋ねても、確定的な回答が得られない場合が多い点には注意が必要です。問い合わせの際は、主に品物の取扱可否や、システムに関する疑問点を確認することをおすすめします。
査定額については、品物を直接確認しなければ算出できないため、電話やLINEだけで金額を提示することは困難です。特に、カメラや電動工具など動作確認が必要な品物や、金製品でメッキの可能性があるものについては、実物確認が不可欠となります。そのため、事前の問い合わせでは「この品物は質入れの対象になりますか?」といった取扱可否の確認にとどめ、実際の査定額は店舗での確認を経て判断される点をしっかり理解しておきましょう。
質屋は、特別な人だけが利用するものではなく、誰でも・いつでも活用できる金融手段です。日常生活において「急に現金が必要になった」という場面では、リスクの少ない資金調達先として、選択肢のひとつに加えておきたい存在です。
急な資金需要に対応する場合のコツ
予期せぬ出費が突然やってきた時、たとえば病気や事故、家族の事情、引っ越しや仕事のトラブルなど、急ぎで現金が必要になる場面は誰にでもあり得ます。そんな時、審査や時間のかかるローンに頼らず、迅速に現金を得られる手段として質屋を賢く使うことができます。この章では、急な資金需要に質屋を活用する際のコツや、具体的な対応方法について詳しく解説していきます。
まずは「必要な金額」を明確にする
質屋を使う上でまず重要なのは、必要な金額を明確に把握することです。「なんとなく足りないから借りたい」ではなく、何にいくら必要なのかを冷静に見積もることが、適切な質入れ品の選定や、返済計画を立てるうえで非常に重要です。
たとえば:
- 病院の支払い:1万円
- 引っ越し費用:5万円
- 車の修理代:10万円
- 一時的な生活費:10万円
このように、目安となる必要な金額がわかれば、質入れで借入する金額も逆算できるようになります。
アクセスの良い質屋を選ぶ
急ぎの現金化にはスピードが命です。質屋によっては、来店から最短5分で現金を手渡してくれる店舗も多く、都市部にも質屋はたくさんあります。しかし、急いで車を飛ばして訪れたものの駐車場が併設されておらずコインパーキングを探して時間のロスにつながったうえに余計な出費、質屋まで行ったが定休日だった場合は急な資金需要に対応できません。その点、質屋 金蔵は年中無休で営業しており、駐車場も完備しているため、いつでも安心してお越しいただけます。
高額な融資を狙いたい場合の考え方
急に必要になる現金が、10万円や20万円を超える場合もあるでしょう。このようなケースでは、以下のようなアイテムなら高額査定で必要な金額を借入できます。
- 金・プラチナなどの貴金属
- ロレックスなどの高級時計
貴金属は状態問わず、重さでの査定額が異なりますので、複数点あるとその分、重さも増え査定額も高額になります。時計の場合は状態や付属品を含め、購入時の状態に近いほど査定額が高額になります。
「クレジットカードが使えない場面」に強い
質屋のもう一つの利点は、現金での融資であるということです。限度額まで借入をしてしまっており、クレジットカードが利用できない場合でも、質屋からの融資は金融機関との取引履歴にも残らず、信用情報にも影響が出ません。この特性は、ローン審査が難しい方や、信用情報をこれ以上傷つけたくないという方にとっても非常に安心できる選択肢となります。
多くの人が活用している「スマホやApple製品の質入れ」
最近では、iPhoneなどのスマホやiPad、MacBookなどを質入れで即金化する人もおります。特に、残債がなく新しいモデルで状態の良いiPhoneなどのApple製品は中古市場でも人気が高く、質屋でも高い査定額になるケースもあります。たとえば、状態の良いiPhoneであれば十数万円の融資も期待でき、短期的な出費をカバーするには十分な金額といえます。
このように、急な出費に対しても、質屋は迅速かつ柔軟に対応してくれる資金調達の強い味方です。必要金額を把握していれば、これほど安全で手軽に借入が可能な場所は他にありません。
質入れと買取の違いと選択のポイント
質屋で現金化を考えたとき、多くの人が悩むのが「質入れにするか買取にするか」という選択です。どちらも品物が必要という点では共通していますが、その意味合いと仕組みには明確な違いがあり、違いを知れば迷うことすら無くなります。下記にて、質入れと買取の違いを整理したうえで、どちらを選ぶべきかを見極めるためのポイントをご紹介します。
質入れと買取の基本的な違い
まず、両者の違いを簡単にまとめると以下のようになります。
項目 | 質入れ | 買取 |
---|---|---|
所有権 | 返済すれば戻る (一時的に預ける) | 売却で完全に手放す (完全に手放す) |
お金の性質 | 融資(借入) | 売却代金 |
利息の有無 | あり(月利) | なし |
品物の受け戻し | 可能 | 不可(即時所有権移転) |
品物について | 今後も使用したい 大切 思い入れがる | 不用品 処分したい |
このように、質入れは「一時的に預ける」、「買取は“完全に売る」という点が最大の違いですので、どちらを選ぶかは、品物に対し「いる・いらない」で、変わってきます。
こんな人には「質入れ」がおすすめ
以下のようなケースで質入れを利用する方が多いです。
- 品物を後日取り戻したい
- 思い出が詰まったものや記念品を預けたい
- 一時的な資金として必要
- 保管庫として利用したい
- 自宅での保管が不安
質入れは大切な品を手放したくない方、一時的に現金を必要とする方、安全な場所で保管したい方にとって最適です。仮に返済できなくても法的責任や一切の返済義務もなく、精神的なプレッシャーがない点も大きな利点です。
こんな人には「買取」がおすすめ
一方で、以下のような方が買取を利用します。
- 不用品
- 少しでも高く現金化したい
- 利息を一切払いたくない
- 後で絶対に後悔しない
- 先の事より目先の現金派
買取は質入れに比べて査定額が高くなりやすく、利息もかかりません。 そのため、今1円でも多くの現金を必要とする方や、使わないブランドバッグや不用品の場合は買取の一択です。
選び方のコツ
売った方がいいかな?と人に聞いて決める方は、後々あの時売らなければ良かったと後悔する事が多いので、自分の意思でその品物が必要か不要かハッキリさせることが大切です。具体的には以下のようなポイントで判断してください。
- 「取り戻したい」気持ち
取り戻したい場合は質入れ一択です。逆に、手放すことに抵抗がないなら買取一択です。 - 必要な金額
いま必要な金額が決まっている場合、質入れと買取の金額に完全に委ねる。 - 将来的な可能性
「使う可能性」「家族にあげる可能性」「価格が上がる可能性」といった将来に悩むくらいなら、手放さない質入れが適しています。 - 上記では決めきれない
意志をハッキリさせてから店舗までお越しください。
「意思をハッキリさせる」のが賢い人
多くの質屋が「質入れ」「買取」の両方のサービスを提供しております。「いる」・「いらない」の他にも、明確に「いくら以上の金額なら売る」と決めてから来店すれば、店頭で迷う事もありません。来店時に「何をどうしたい」か、ハッキリと伝えるのも良いでしょう。
もちろん質屋だからこそ、「一部を買取、一部を質入れ」といった柔軟な組み合わせも可能です。たとえば時計を質入れし、使わないアクセサリーを買取してもらうなど、用途に応じて分けて利用することもできます。
質入れと買取にはそれぞれのメリット・デメリットがあり、「どちらが良いか」ではなく、「今の自分に合っているのはどちらか」という視点で選ぶことが最も大切です。どちらの方法も有効な資金調達の手段に違いはありません。
まとめ|質屋でお金を借りる選択の価値
この記事では、「質屋でお金を借りる質入れの仕組みと、その流れを名古屋の質店主が徹底解説」というテーマのもと、質屋の基本から実践的な活用方法までを幅広くご紹介してきました。
ここでは、最後にあらためて質屋のメリット・注意点・活用方法を整理し、賢く安全に利用するためのポイントをまとめます。
質屋とは何か?を再確認
質屋は、物品を担保として一時的に預ける事で現金を借りることができるサービスです。借りたお金の返済ができない場合でも、預けた品物が「質流れ」となって処理されるだけで、信用情報に傷がつくことも、取り立てを受けることもありません。これは、他の融資と違い利用者の将来を守る安全性にも優れた借入方法です。
質屋利用の主なメリット
- 審査不要・即日融資が可能
- 品物が担保となるため、信用情報の確認や収入証明が不要。
- その場で現金を受取れる。
- 返済義務がない安心感
- 返済できなくても、全く問題がない。
- 催促や取立てなどの心配も一切ない。
- 信用情報に一切影響がない
- ブラックリスト入りの心配もゼロ。
- ローンの審査が通らない方でも利用可能。
- 柔軟な返済・延長制度
- 利息の支払だけで好きなだけ期限を延長できる。
- 支払が遅れても3ヵ月も猶予があるから安心。
注意すべき点
- 品物を取り戻したい場合は返済期日を厳守。
- 利息は1ヶ月単位の月利。
- 品物がなければ質入れ(借入)不可。
- 期限の通知はなく自己責任。(期限は質札に記載されます)
名古屋での質屋活用ポイント
名古屋には、さまざまな質屋が存在し、金蔵(キンゾー)は質預かりに特化した質入れ(質預かり)専門の店舗です。また、貴金属の質入れ価格は相場の92%と他と比較しても特別高い査定額となっております。さらに、タイミングによってはご新規様特典のキャンペーンで、一層お得な質入れが可能です!
都市部ならではの利便性と、来店しやすい立地(駅近・駐車場完備)、年中無休で営業しており、愛知県・三重県・岐阜県の方であれば、いつ、何時、どなたでもご利用いただけます。
最後に|「持ち物が資産になる」新しいお金の考え方を
今の時代、お金を借りることは普通の事です。住宅や車のローン、スマホの分割払い、カード決済、普通に生活していればお金を借りるのは当たり前の出来事です。むしろ、計画的に「お金を借りるスキル」は、家計管理において重要な能力のひとつと言えます。質屋は、その中でも“所有する価値”を最大限に活かせるサービス”なので、いままで活かせていない方はこれから是非ご活用ください。
質屋は金融機関とは異なり、収入・借入や返済歴は一切関係ありません。「貸せるかどうか」ではなく「物の価値」で借入が可能です。銀行口座や信用履歴がなくても、持ち物の価値が現金という形でいつでもあなたを助けてくれます。
「いざというときに頼れる場所」としての質屋の存在は、これからの時代ますます重要になるでしょう。無理せず、取り戻せる安心設計。それが、質屋の魅力です。